2020年02月16日

自分を生きるレッスンその611 生き方は食べ方

 きりしま月の舟、入り口のカウンターができて、あとはロフトにあがる階段ができたら、いよいよ大詰め。

 カウンターの美しいことと言ったら。まあ、ほんとに大工の味園さんは芸術家みたいだよ。カウンターのカーブがわたしのお尻の丸みより美しい、と言ったら、アシスタントの桑原君が大笑い。26歳の桑原君におばさんギャグが通じて、嬉しいな。

 夢が実現するとは、こういうことなんだ。53歳で「月の舟」を天文館に出し、63歳で「きりしま月の舟」を創る。なかなかいいぞ、わたしの人生。尻上がりに運気が上昇しておりますわ。

 今回、はじめてカフェなるものを併設するので、その準備もあり、お箸、お盆、食器類、食材、おむすびのお手伝いの確保、アルバイトの確保、イベントの段取り、自分の講座の段取り、加えて、自宅の本の整理をしつつ、きりしま月の舟の椅子・テーブルの配置、増やす椅子をどんな感じにするか、などの仕事もあって、かなりの仕事量。

 2月末には、わたし、お孫ちゃんのお世話に出張いたしますしね。それまでにやることいっぱいなんですわ。

 でもね、ユタカ君とふたり、淡々と作業をしております。ひとつひとつ丁寧に片付け、段取りし、連絡し、打ち合わせをし、毎日毎日、ほんとにただ淡々とやっております。

 この淡々ぶりは、さすがに年期が入っておりますわ。だって、わたしたち文化活動をもう30年近くやっているわけですからね。

 最初の頃は、ユタカ君と大げんかばかりしておりました。30年もやっているうちに、けんかしても何も益はない、と判断したのか、やることが増えたのか、ひとつひとつ丁寧にやっていくしかない、という境地に入ってきました。

 今回のオープンイベントもあれこれと欲張ってごちゃごちゃしていたのが、先生方のご理解とご協力で落ち着いてきました。いろいろとご迷惑をかけながら、それでも信頼して頂けるありがたさ。感謝、感謝です。
 
 きりしま月の舟は、1,わたしたち夫婦の講座(万葉集、百人一首、源氏物語、文章教室、しあわせトーク、読書会)、2,イベント(コンサート、きりしま学、世界文学、朗読会)3,カフェと3本の柱で運営されます。

 ほかに、鹿児島市内の講座(ひまわりクラス 日本古典文学)、鹿児島県立短大の非常勤講師、鹿児島大学のゲスト講師の仕事が定期的にあります。ユタカ君も新屋敷で、万葉集講座を続けます。

 文学講座は、わたしの最も得意とするところで、途中、神がかり的になる瞬間があります。受講生の皆様がシーンとされて、深く聴いて頂いているなあと実感します。受講生の皆様にも恵まれてきました。死ぬまで続けていきたい仕事です。おしゃれもして、内容を緻密にして、健康でいるように。

 受講生の皆様もわたしもきっとぼけませんよ。第1,2,3水曜日午後2時から3時半、鹿児島中央駅前よかセンター7階、第4会議室です。現在、源氏物語を読んでおりますが、5月いっぱいで終了しますから、6月から「更級日記」ですよ。初心者の方も大歓迎ですので、気軽にお越しください。テキストは、こちらで準備します。

 ここ20年以上続けている文化イベント。大小、いったいいくつのイベントを企画してきたことでしょう。年間100回として、二千回近い計算になります。すごーーーい。

 わたしの場合、世の中の流行とか、お客様の意向とか、そういうものはほとんど視野に入れず、ただただわたしの感覚で、わたしがやりたいこと、こんなコンサート、こんな講演会、こんなシンポジウムがあったらいいのにな、ということだけを基準に二千回、ということになりますね。なんと、わがままで、プロ意識のないやつなんだ(笑)。

 大きなホールが大入りになることもあれば、5人以下の読書会もあるし、思いがけないヒットもあるし、もっとお客様が集まると思っていたけどね、という場合もあるし、さまざまです。

 わたしは、ぱっと企画を思いついたら、すぐに出演してほしい方に連絡して、ぱっと決めるのです。そのときに、ぱぱっと決まらないものは、その後も難航しますねえ。不思議なことに。難航するものは、途中で手放すに限る。

 ○○をどなたにやっていただこうかしら、と思っていると、向こうから、たまたまそれにふさわしい方が歩いてこられて、その方にお話すると、OK、大丈夫ですよ、という風に決まるのがほとんどですけど、そういうときって、本当に大当たり!つまり、ほとんど大当たりってこと(笑)。

 頭で計算して、えええっとこれがいくらで、出演料を考えると、こちらがよくって、などと考えなくて、最高のイベントにするにはどうしたらいいか、だけを考えているので、当然赤字続きですけどね(あはは、と笑っている場合じゃないよ、こら)。

 今回、きりしま月の舟の企画を考えながら、わたしって、本当にイベントを企画するのが好きなんだなあ、という発見をしました。ただ好きなだけで、これでひと儲けしようとか、世の中に認められようとか、思わないから、いつまでたっても、垢抜けない、田舎のおばちゃんのイベントなんですけどね。

 これからはもっとプロ意識をもって、田舎のおばちゃんスタイルではなくて、もっと洗練させていきますから、乞うご期待。2千回も企画した手腕を発揮しますよ。黒字にしてこそ、プロだ!

 人と人を結びつけるのが好きなんだな。そのときの化学反応が好きなんだな。人との出会いがまず大好きなんだな。

 大工の味園さんのお知り合いが、きりしま月の舟の見学に来られて、ついでに、我が家のリビングでお茶をしていかれて、その出会いが本当に楽しい。めちゃめちゃ盛り上がって、今度いっしょにイベントしましょうよ、そうですね、やりましょう、と若者たちと約束するときの高揚感。楽しいなあ。

 3月20日のオープニングコンサートの打ち合わせも先日やりました。ほんとに、この3人(又吉秀和、室屋麗華、玉川智美)の素晴らしいこと!そして、わたしたち夫婦との絡みも絶妙ですわ。頭が良くて、美しくて、才能溢れる3人。さらに性格が良くて、うっとりしちゃう。大好きだなあ。オープニングにふさわしいプログラムです。ご予約がどんどん埋まっておりますので、お早めに。(090−3669−5354 みたけ携帯)

 あと5月2日の又吉のぞみと山崎文乃の「クララ・シューマンの世界」も楽しみ。4月26日の黒田印南ヴァイオリンコンサート(ピアノ 入来慶子)もめっちゃ楽しみ。印南先生のかわいい教え子ちゃんたちも賛助出演ですよ。

 又吉秀和君夫妻のオペラ「魔笛」から「パパゲーノとパパゲーナ」上演が4月4日(土)午後5時から。これは凄いよ。ぜひぜひお越しくださいませ。今年1月に入籍し、ただいま別居婚中の新妻なつきさんは、沖縄から来てくださって、午前中には子どもたちのためにリトミック教室もやってくださいますよ。美しい又吉夫妻、その歌声に酔いしれる一日になりますね。

 あとまだまだいっぱい楽しい企画が満載の「きりしま月の舟」。ぜひお越しください。次々にアップしていきます。

 さて、わたしの核は、文学講座。鹿児島学、源氏物語、百人一首、古典から現代までの日本文学全般。このコアがあるので、生きていられる。このコアで生きていく。

 このコアをしっかりと磨いて、もっともっと授業が上手になって、たくさんの方に日本語で書かれた詩や短歌、俳句や物語の素晴らしさを体感してほしい。それを人生に活かしてほしい。そう思っています。

 文化の仕事ができて、最高にしあわせ!カフェのお仕事もまた、大好きなんだなあ。食への飽くなき好奇心で、素敵なカフェにしていきますね。

 生きることは食べること。どんな食べ方をするかが、どんな生き方をするか、に通じています。食べることと文化活動はつながっていますしね。

 どんな仕事も、実はその人の生き方が反映している。その人の生き方は、食べ方を見るといいかもしれません。

 わたしは、ちょっと過食気味。やることも過剰すぎる。ちょっと抑えましょう。あれもこれもと欲張りすぎないで。ユタカ君はその性格通り、お漬物とかを丁寧に創るのが本当に上手。彼の誠実さがよく現れています。

 心の奥底で、自分を信頼すること。自分を許すこと。自分を励ますこと。「わたしって天才」って、世界の中心で叫ぶこと。

 自信をもって、ゆったりと、きりしま月の舟を運営していきます。

 さ、これから、お夕飯の準備。作りすぎないようにね。ほどほどにね。と言いつつ、たくさん食べて、たくさん飲みそうな予感(笑)。

 ま、食欲旺盛なのは、元気だってこと。ウイルスに負けない身体つくりだ!
 
 明日は伊作で最後の講座。受講生の皆様が、昼食会を準備してくださいました。感無量。でもね、これからも伊作の皆様とは長いおつきあいになりそうです。
 
 皆様も、ご自愛くださいませ。
posted by kimiko at 18:58| Comment(0) | 日記

2020年02月14日

自分を生きるレッスンその610 女神元年

 昨日は、「きりしま月の舟」のことが南日本新聞に掲載されました。1月18日の珪藻土塗りワークショップの日に取材してくださって、記事になるのが待ち遠しかった。

 南日本新聞社霧島総局長の門田夫佐子さんが取材し、記事を書いてくださいました。その記事の素晴らしいこと。行きたくなる!きりしま月の舟、というコンセプトで、本当にありがたかったなあ。

 門田さんは、南日本新聞社が連載し、単行本にもなった『特攻、この地より』の記事を書いておられ、尊敬する記者のひとり。この本に、わたしはどれだけ助けられたでしょうか。鹿児島の特攻のことをすべて教えて頂いた感があります。

 昨年8月の鹿屋基地と川端康成との関係を調べるときも、大いに役に立ちました。川端康成学会の先生方に、何冊、この本を推薦し、買って頂いたことでしょうか。南日本新聞社から表彰状をもらってもいいくらい(笑)。

 さらに、不思議なことに、この記事を読んでくださった鹿屋基地のKさんからメッセージが届き、遊びに行きますね、とのこと。Kさんは、鹿屋基地の航空資料館で特攻その他についてボランティアで案内をされている女性。元自衛官です。

 わたしとは立ち位置が違うのですが、そのお仕事の誠実さ、謙虚さ、優しさには学ぶところがいっぱいで、お互いに尊敬のオーラが行き交った仲でした。

 この記事の反響が凄くて、その返信に時間がかかるほど。ありがたいことです。3月20日オープンで、オープンイベントも満載ですから、ぜひ気軽にお越しください。オープンイベントは予約制ですので、090−3669−5354(みたけきみこ)にお電話くださいね。じゃんじゃん埋まってきていますから、早い者勝ちですよ。さあ、今すぐお電話(テレビショッピングですか、笑)

 昨日は、午前中が百人一首、午後が源氏物語の講座。あと一回でどちらも講座が終了になり、きりしま月の舟に引き継がれていくので、張り切って授業しました。受講生の皆様も楽しそう。次につながっていく予感がいっぱい。

 講座が終わったら、押し花アートの紀子さんと待ち合わせて、仕事の打ち合わせ兼近況報告。わたしが40年程前、学習塾で講師をしていたときの受付をしておいでだったのが紀子さん。とっても気があって、仕事が終わってから、その学習塾の前にあった焼き鳥屋さんでいっぱいやったり、天文館のBARを徘徊したり、ふたりでオヤジしてました(笑)。

 そのころから、わたしってでかい声で授業をしていたなあ(遠い目)。紀子さんが喉を痛めないようにと、はちみつ入りのお茶を準備してくださったなあ。わたしは中学生に国語を教えていたけど、いまでも相変わらず文学講座を頑張り、紀子さんは、鹿児島でも有名な押し花アーティストになり、結婚して子どもができても交流が途絶えませんでした。いまでは、息子さんとも仲良し。

 きりしま月の舟でも、紀子さんの押し花ワークショップができないかとの相談に快く応じてくださって、その話もできたし、インスタグラマーとしても賞をもらっているという紀子さんにインスタのことを教えてもらったり、と3時間以上話し込みました。

 楽しかったなあ。門田さん、Kさん、紀子さんと女神みたいな方々だなあ。みんな、仕事をバリバリしているけど、その存在感はふわっとしていて、がっつり系ではないです。

 21世紀は、女性性の時代。男性みたいに仕事をするのではなく、家庭も大事にして、家事もして、子育てもして、仕事にも家庭の匂いをぷんぷんさせて仕事しちゃう。そんな女性が増えましたね。

 ファッションもふわふわ系だったりして、スーツじゃない。わたしは元々フリフリ系が好きなので、スーツよりもワンピース派だし、女性性を強調することは意識してやっています。

 厳しさ、冷静さの男性性と受容の女性性をしっかりと持つこと。

 版画家の棟方志功さんが「わだば、ゴッホになる」とおっしゃったのはとても有名ですが、みたけきみこは「わたし、女神になる」と言いたい。

 ずぶずぶなくらいの女性性を溢れさせる存在としての女神。受容の入り口でありたい。それがわたしの人間界最後の仕事である「きりしま月の舟」でのスタンス。

 そんなことを思っていたら、周りから天使のような応援団が来てくれました。若い教え子ちゃんたちがオープンイベントを手伝ってくれます。5人で交代で。そのとりまとめをしてくれたりなちゃん、本当にありがとう。

 おむすび係の陽子さんと智利子さんも凄いのです。先日、打ち合わせをしましたけど、素晴らしい料理人。ありがたいなあ。ここにも女神がおいでです。

 こうして、たくさんのあたたかい手を頂いて、「きりしま月の舟」着々と準備中。月の舟会員さんもたくさん参加してくださいます。嬉しいです。ここにも女神、男神がいっぱいですわ。そうそう、出会った人々、みんな女神だわ。女性でも男性でも。ありがたく、嬉しいな。

 さ、霧島に神様大集合!きりしま月の舟で、まず癒やされてから、ゆったりした時間を過ごして、霧島神宮参拝というコースはいかがでしょうか。

 あと30年は続けたいなあ。健康で、明るくて光り輝くきみちゃんでありますように。

 まだ書きたいことはいっぱいあるけど、大工さんたちが来てくださいました。さ、お昼ご飯の準備をして、わたしも出かけます。チームきよらのメンバーとオープンイベントその他について、がっつり打ち合わせです。

 皆様もぜひ「きりしま月の舟」においでくださいませ。お待ちしています。HP、FB、インスタなどにもオープン情報を掲載しますので、ごらんになって、ご予約くださいませ。

 ブログ読者の皆様の一日が、光溢れるものでありますように。雨もまた光の滴。素敵な一日を。
posted by kimiko at 09:51| Comment(0) | 日記

2020年02月10日

自分を生きるレッスンその609 群れをまちがわない

 最近のユタカ君との会話。

きみこ「人を癒やすことなんてできない、ってわかった上で、それでもできる限りのことをやっていきたいな」

ゆたか「あなただって、いろんな本を読んで癒やされてきたのだから、あなたもまた人を癒やすことができるんじゃないの?」

 癒やしをテーマに今後の仕事をしていきたいけど、癒やしって、なんだかうさんくさいと思われることに予防線を張っていたわたしに、ユタカ君はいつもながら、本当に優しく包み込んでくれます。そうだよね。自分が癒やされてきたのだから、人を癒やすことは不可能、ってことはないよね。

 またまた別の日のわたしたち夫婦の会話。

きみこ「あなたは、わたしと結婚していなければ、たまにアルバイトして働いて生活費を稼いで、普段は本ばっかり読んでいたかもね」

ゆたか「そうだねえ(遠い目をして)。そんな生活もよかったなあ。」

 ガピーン。そうなんだ。わたしと結婚していなくても、しあわせな道があったというのね、と、ちょっとショックを受けるものの、まあ、彼の性格からして、偉い人になろうとか、エリートになろうとか、特別な待遇を受けたいとか、そういう欲が全くないから、とにかく「読書する」というスタンスが確保されたら、それで満足なところがあるみたい。そう思って、平静な気持ちを取り戻しました。

 いま、きりしま月の舟の本棚がすべてできあがったので、ユタカ君とふたりして、本棚に本を詰める作業をしています。愛おしいなあ、と思いながら、本を並べます。わたしも本が大好きで、読書が生きる糧なので、一冊一冊の本に思い入れがあって、配置を考えるのが楽しい。

 ユタカ君も同じで、黙々と本を並べていきます。自宅の本と入れ替えたり、細かい作業があるし、50箱分くらいが本棚に入りきれない予想なので、どの本を処分するかも検討中。わたしたちの読書は、ひとりの作家の本をほぼ全部集める、というスタイルなので、ほぼ全部の本を揃えている作家さんは、親友みたいな感じ。親友だけを残し、あとは師匠の本を残していくことになりそうです。

 ユタカ君とは、こうして本を通じて、とても深い絆が生まれました。お互いを大切にするように、お互いの大切な本も愛おしんできたし、お互いの勉強を尊重してきました。

 このことが、どんなにわたしの人生を豊かにしてくれたでしょうか。感謝してもしきれません。そして、いつもそばにいてくれて、励ましてくれました。

 何よりも嬉しいのが、「あなたは、いいお母さんだ。子育てが上手だよ」という言葉。そうかなあ、といつも自分の母親ぶりに半信半疑なわたしですけど、父親であり、子育ての相棒であったユタカ君が言うのですから、間違いないのでしょう。おかげで、自分の思うように娘たちの応援ができます。

 そして今日のユタカ君との会話。

きみこ「あなたって、優しいよね。でも、あまりにも優しすぎて、損をするような気もする」

ゆたか「そんなことないよ。優しくしすぎるってことはないんだよ。いっぱい優しくして当たり前。」

 わが夫ながら感動しましたわ。

 まあ、欲がないというのか。「俺がしてやった」ということは、結婚してから一度もないですね。恩着せがましいことは全くない。わたしだけではなく、きりしま月の舟を創ってくださっている大工さんたちにも優しくて、造作の難しいところは後回しでいいよ、と言ってあげるんだそう。時間に厳しいわたしへの慰めでもあります。

 彼のおかげで、自分に自信を持つことができるようになりました。こんなんじゃだめ、ということがないですからね。「きみこは天才」「きみこは美しい」「きみこは子育て上手」「きみこのアイデアは素晴らしい」「きみこの料理は最高」とおだてられて30年。

 ありがたいことです。そうやって、自分に力がついていくたびに、お互いに仕事も家事も上手になっていきました。1+1=2ですけど、わたしたちはいつのまにかお互いが「2」の能力を持てるようになったような気がします。だから、ふたりでいると、パワーが4倍になるのです。

 いつも気をつけていることは、お互いの距離感。夫婦は一心同体、という言葉がどちらも大嫌い。だから、依存しないように気をつける。そうすると、総合力をつけないといけないので、200パーセントの成長率が望めるようです。

 依存はしないけど、夫婦いつも一緒。今日も一緒に本棚に本を詰めていて、さあ、気分転換にお昼ご飯を食べに行こう、となって、快晴の霧島路をドライブしながら、食事して、お茶しました。その間に4件、「きりしま月の舟オープンイベント」のチラシを置かせてもらい、快諾していただき、申し込みも頂いてきました。

 自然な役割分担ができて、わたしが先陣を切って、彼があとから付いてくる。彼は漬物とかが得意、わたしは酒の肴が得意、わたしは表だってのしゃべりや企画が得意。彼は物静かな講義、そして裏方が得意。若いときは首締め合うような喧嘩もいっぱいしてきましたけど(笑)、今は全くなし。どうしてだろ。多分、わたしが大人になったんじゃないかな。彼の欲のなさに慣れたというのもある。

 3月20日から「きりしま月の舟」オープンです。ゆったりとお待ちしています。HPやFBにもアップしますので、もうしばらくお待ちくださいね。チラシはできあがっています。

 パンフレットもデザイナーの村山さんとの共同作業です。3月20日のオープンイベントは、チームきよらの又吉秀和さん(バリトン)、室屋麗華さん(ピアノ)、玉川智美さん(バレエ)とわたしたち夫婦のコラボ。打ち合わせやリハーサルの日程も決まりました。ほかの先生方との打ち合わせも順次入っています。

 「群れをまちがわない」。いま読んでいる本に書いてありました。そうだなあ。このことはとても大事だなあ、と思うのです。心地よい人間関係。うわべの言葉ではなく、期待でもなく、支配と依存でもなく、傷つけ合う言葉でもなく、叱咤激励でもなく、ただ正直な意見の応酬がとても心地よい関係。

 やはり、文学の先生方、芸術家の皆様との交流は、めちゃめちゃ心地良くて、その出会いにいつも感謝しています。会員さんもまた、遠くに引っ越されてもずっと続けてくださる方も多くて、深く深く感謝しています。福岡の和田さん、富山の林さん、ありがとうございます。

 わたしは、群れをまちがえてはいない。大丈夫。だから、安心して生きていける。

 先日、若い女の子に、「きみこ先生は、どんな高校生でしたか?」と聴かれて、「そうだねえ、なんだかおろおろしてばかりの落ちこぼれだったよ」と言うと、「えええーーーー、そんなことないでしょ」と驚かれました。

 高校のときの同級生は、わたしが国語の先生と議論していた、とかいう話を同窓会でするのですが、それはただ単にわたしが先生のおっしゃることが理解できなくて、自分の意見を反復していたら、先生が怒り出した、というプロセスだったと思うのです。

 女性差別には敏感で、男女共同参画が日本中に行き渡ろうとする頃は女弁士みたいな反抗的な立場でしたけど、あれはあれでよかった。そんなときも、ユタカ君は「正直なきみちゃんって、一番いいよ」と言って、励ましてくれました。おかげで、自分のなかの怒りが収まってきたかもしれません。

 みたけきみこの一番素晴らしいところは、「素直だ」というところですね。わたしは、教えてもらうこと、人の意見とかを、一字一句もらさずに聞き取り、読み取ることができます。集中して、人の話を聞くことができます。

 その集中力のおかげで、その人の言いたいこと、その本の肝の部分がわかります。これってすごいことだな、と最近気がつきました。逆に、人の悪意にもまた敏感なので、その分、落ち込みも激しい。

 でもね、人の悪意というのは、自分を成長させてくれますよ。あの人、この人、わたしに意地悪してくれて、ありがとう(笑)。おかげさまで、こんなに成長しました。

 さあ、いよいよ人生の第三ステージ。高校生の頃、落ちこぼれだったとか、そんなことどうでもいいなあ。優等生だったとしても、どうってことない。わたしはわたしだもの。そのときどきを一所懸命生きてきたのだもの。

 「いま」がいちばん大事。いまのわたしは、とびっきり輝いている。たくさんの愛を受けて、輝いている。感謝でいっぱいです。

 何の迷いもなく、「きりしま月の舟」を運営し、工夫し、ユタカ君や気の合う仲間と仕事をし、これからも成長していきます。「月の舟」のオーラを大きくしていき、世の中を照らしていきます。

 わたしにはあと30年の第三ステージでの課題があります。その課題をクリアすること。文化事業できちんと生活ができるようにすること。ただ生活できる、というレベルではなく、セレブのレベルを維持できるように。奇跡を起こしますよ。

 今日は満月。霧島の我が家のテラスから眺めた満月は、本当に美しい。輝いています。世界中がこの豊かさと静けさの中にありますように。

 わたしの大好きな人たち、もちろん、このブログの読者様も含めて、たぶん、まだ一度もお会いしたことのない方も含めて、いつも愛を送っていますよ。
posted by kimiko at 00:07| Comment(0) | 日記