2019年11月02日

自分を生きるレッスンその585 みんなで力を合わせて

 昨日の古典の日は、京都アスニー、平安文化創生館にあてずっぽうで出かけたら、運よく、古典の日特集で、雅楽と舞楽の演目がありました。「越天楽」「万歳楽」「仁和楽」「散手」で50分。最初は眠かったのですが、はじめて「源氏物語」に出てくるような舞楽を近くで観ることができて、感動でした。

 一階の展示室でも、白河殿、鳥羽離宮の詳細なパネルが展示してあり、大変勉強になりました。わたしがとても熱心に観ていたからか、案内のおじさまが特別に解説してくださって、ありがたかった。で、最後に、「京都市考古資料館」に行かれるといいですよ、と案内人の方に教えていただき、バスで三つ目の考古資料館まで行ってみました。

 古い建物ですが、資料が充実して、古代から中世までの京都の都市の歴史がよくわかり、素晴らしかったです。資料も分けていただいて、細かいことがよくわかって、感謝、感謝。やはり、京都は奥深い。街と日本の歴史が大きくリンクしていますものね。2200円もする平安京地図も買い求め、鹿児島まで持って帰ることにしました。

 やはり、何かを教えるときは、専門性が大事。教育か研究か、と言われますが、深く研究されていないと、教えることが中途半端になりますから、良き研究者は良き教育者でもありましょう。今回の資料も、月の舟の源氏物語講座で活かします。もっともっと日本文学を研究していきますよ。

 そして、いつものように午後4時にはマンションに帰り、るい君の学校帰りを待って、れなたとお婿さんの保育園帰りを待って、夕食の支度。ハンバーグとパンプキンスープ。ハンバーグは「ひろ」特製のやつを焼くだけですが、スープは、カボチャと玉ねぎを炒めて、ブイヨンで煮込んで、ミキサーにかけ、牛乳、生クリームを足して、本格的に作りました。

 れなたん、「美味しい」と大好評。親指を立てて、合図してくれます。るい君もお婿さんもよく食べてくれました。お婿さんの話もじっくりと聴けて、良かった。

 れなたんを寝かしつけると、自分も爆睡。で、鹿児島にいるときのようには、勉強がはかどらないのですが、まあ、いいことにします。講演の準備もこれでよし。授業の準備も大丈夫。30年近い蓄積がものを言います。

 今日は、京都国際映画祭に行きました。高畑勲監督の長編アニメデビュー作「太陽の王子 ホルスの大冒険」を観ました。1968年の作品です。

 るい君、れなたん、次女、わたしの4人で観ました。まあ、素晴らしかった。孫たちも身を乗り出しているのがよくわかります。アニメ映画なのに、人間の内面の矛盾、葛藤が描いてあって、本当に感激しました。とくにヒロイン・ヒルダの造型は、その後のジブリ映画の原型になったそうです。

 このアニメ映画で描かれるのは、最終的にヒーローひとりが活躍するのではなく、「みんなで力を合わせて大きな課題に取り組む」ことの大切さ。

 「きりしま月の舟」でも、わたしとユタカ君との仲の良さ、そして、周りの皆様とのコラボや信頼関係をとても大切にしたい、といつも考えています。

 逆にまた「月の舟」という場を大切にしていただきたい。わたしたち夫婦が心を込めて創り上げてきたものを尊重していただきたい。いつもそう思っています。それは、わたしたちがほかの場を訪れるときも、それを心掛けたいし、他者を尊重する、というのは本当に大事なことだと思っています。

 ただ一所懸命やっているだけなのに、「あれは何だい」「偉そうに」みたいな感じで、嘲笑されることもありますが、本当にそれは間違っている。それって、「そして誰もいなくなった」ということになってしまいますからね。「ああ、もう、ろくな人材はおらんね」とおっしゃる大先輩がおられましたが、わたしからすれば、鹿児島はどこもかしこも人材の宝庫。若い人たちの感性には、本当に頭が下がります。人類は進化しているし、未来は明るいのです。

 取り組む課題の位相が違うときは、速やかに離れます。それは、立っている場が違うからです。取り組むスピードが違うときもある。情熱の度合いが違うときもある。そんなときは離れるに限ります。そして、自分ができることに集中します。

 何しろ、わたしは成長し続ける女なので、まだまだスピードは衰えていないし、あと30年輝き続けたいと思っています。わたしが成長し、しあわせ最高潮であることで、周りも元気にしていきたいなあ。

 「月の舟」をわくわくする場にしていきます。どんなときも。とにかく、わたしがわくわくする。今日のアニメ映画のホルスではないけど、みんなに疑われても、腐ることなく、あきらめないで、自分のできることをやっていく。その強さって、素晴らしいな。

 小学4年生のるい君にこのアニメ映画を見せることができて、本当に良かった。れなたんもしっかりと観ていました。次女と一緒にランチをしてから、るい君はお友達のところに遊びに行き、女子3人で買い物をして、次女は仕事場に戻り、わたしとれなたんは公園で遊びます。

 その後、夕食の買い物をしている途中で、「眠たい」とおっしゃるれな姫様、タクシーを拾って、マンションまで帰り着きます。ええーーーー、また20キロの米俵と買い物袋4っつを下げて、歩くのかい?と思いましたが、れなたん、しっかりと歩いてくれます。子育てのときは、何とかなった20キロの米俵も、60歳過ぎのババアには堪えますからね。

 で、マンションに着くなり、しゃきっと起きて、「おなかすいた」とおっしゃるれな姫様に、夕食の準備。るい君も帰ってきて、みんなでお夕飯。お婿さんはまた外勤体制でいません。お風呂に入れて、娘の帰りを待ちます。

 京都もあと3日。また来るからね。どんなときも、みんなで力を合わせるんだよ。お互いを思いやるんだよ。

 みんなで力を合わせる。なんて素晴らしく、大切なことでしょうか。お互いに励ます。相手を思いやる。家族であれば、なおさら。他人の課題を引き受けることではなくて、他人を思って、自分にできることをやる。まるで、小学校の道徳の時間じゃないか、というテーマですけど、今回、高畑勲さんのアニメを観て、改めて「力を合わせる」ことの深さに感じ入りました。そして、このことは、わたしがいま、とても大切にしていることだと思います。みんな仲良く、そればかりが頭をよぎりますからね。

 もうちょっと、哲学っぽく語れないのかい、という人があるかもしれませんが、わたしのテーマは「みんな仲良く、力を合わせて」なんですよね。

 自分のことで精いっぱいの人の多いこと。他者の大変さがわからない。他人のことを観ていない。想像ができない。自分の大変さだけを主張する。ひとつやって10やったような気になっている力の弱い人が多い。もっと馬力をあげて、座って、スマホばっかりいじっていないで、生活しましょ。人生しましょ。成長しましょ。

 大人であれば、自分が自立することはもちろん、他人を援助できないといけません。そうしないと、力を合わせることができませんからね。育ちゆく子どもの背中を押してあげることができませんからね。

 思えば、ユタカ君は、いつだって、わたしが仕事をすることを応援してくれました。自分が管理職であろうと、大変であろうと、できることをやってくれたし、家事もいつのまにかうまく分担されていましたね。本当にありがたいなあ、と思います。

 これからも、自分にできることを精一杯やって、仕事に孫育てに頑張ります。力を合わせて。どんなときも。

 本当は、昨日「きりしま月の舟」がオープンするはずでした。でも、いいんです。おかげで孫育てができましたからね。娘の応援ができましたからね。どんまい。

 その後、不思議なほどに、順調に進んでいます。これでいいのです。

 さあ、明日も楽しみなことがいっぱい。孫が可愛すぎて、人生、楽しすぎます。仕事もプライベートも充実させましょ。

 皆様も、素敵な連休をお過ごしください。
posted by kimiko at 23:38| Comment(0) | 日記
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