2019年09月30日

自分を生きるレッスンその577 とことん自由に生きてやる

 9月28日夕方、無事に京都から帰ってきました。
 ユタカ君が鹿児島中央駅新幹線出口で待っていてくれて、ふたりで夕食。こむらさきラーメンの小どんぶりにしました。こむらさきラーメンを食べると、鹿児島に帰ってきたなあ、という気がします。

 京都での主婦生活、毎日3食、お弁当を作って、るい君の学校帰りを待ち、れなちゃんを保育園に送って、掃除・洗濯をして、自分の勉強もして、京都の名所にも出かけて、と充実しておりました。

 わたしは、仕事も大好きですが、主婦業も好きです。だから、主婦を選ぶか、仕事を選ぶか、という選択は、もったいないなあ、と思っています。わたしとしては、お孫ちゃんのお世話のために、所沢、京都を行脚してもいいなあ、と思っているくらい。旅をしながら主婦をする、というのもいいかも。

 そして、仕事もまた半端なくやるのが好き。文学講座は90歳までやりますよ。読書量において、まだまだ中途半端。きみこ先生の頭の中はどうなっているんですか?と時折聴かれますが、世界一レベルではないな。外国文学分野がまだ弱い。英語でテキストをすらすら読めるようになりたいな。

 時間の使い方は上手だと思います。よく身体を動かして働いていますし、やらなければならないことをきちんとかたづけることができます。

 整理整頓がいまひとつ下手なんだな。きりしま月の舟が完成したら、蔵書やいろんなものが整理されていくでしょう。自分に期待しています(笑)

 今回の京都での主婦な毎日で嬉しかったのは、れなちゃんが「おばあちゃん、明日の朝ご飯はなあに?」と聞いてきてくれたこと。れなちゃんの好きなフルーツをいっぱい盛って、しじみのお味噌汁、おにぎり、パンと毎日豪華な朝ご飯でしたものね。

 そして、るい君との間に信頼関係が芽生えたこと。わたしがちゃんと家に帰る時間を守るように、自転車で帰るときは、暗くて細い道を通らないで明るい大通りを帰るように、と言った言葉に対して「うん、わかった」としっかりと答えてくれたこと。

 愛をもって接すること。その愛とは条件付きでなく、〇〇できるから愛してあげる、ではなくて、存在そのものが愛おしい、という気持ちで接すること。

 わたしにとって孫は、宝です。ユタカ君との関係が最優先ですが、娘たち、孫たち、お婿さんたちはまた大きな宝ものですね。ありがたいなあ、といつも感謝しています。

 子どもを持つことで広がる世界。孫を持ったらさらに世界が広がります。愛するものだらけの世界は、豊かで実に愛おしい。

 今回の東京、京都の旅で得た思想は、存在するだけでOKということ。特に自分に対して、〇〇できないから、あんたダメ、という評価を下さないこと。

 わたしはここに生きているだけでOK。許されている。愛されている。だからといって、泥の付いた大根みたいに自分をそこらへんに放置するのではなく、きれいに洗って、磨いてあげる。

 自分を磨くことがまた楽しいのですよ。デブ、ブスとか自分をいじめないで、おお、今日のお肌、つやつやだわ。今日のファッション、なかなかグッド、と自分を褒めながらおしゃれして、さらにユタカ君が「きみちゃん、かわいいね」と言ってくれて、はた目にはバカ夫婦とうつろうと、ま、知ったこっちゃないし。

 頭の中、魂そのものも大事にして、自分を侮蔑しない。なんでこんなこともできないんだ、なんて自分を叱らない。今日はここまでやれたね。よく頑張りました、といっぱい褒めてあげる。あとはしっかりと整理する時間を作ろうね。なんて感じで。

 そして、愛を放出するだけではなく、愛を受け取ることもまた大事です。孫たちからの愛もまたとても大きいのです。おばあちゃん、大好きっていうオーラ、大事にしたいですね。その受容力が自分を磨いてくれます。遠慮してはいけません。愛は感謝してしっかりと受け取ることが基本です。それが人の話をしっかりと聴くことにも通じるし。

 さて、今日(9月29日)は、お昼からコンサートに行ってきました。霧島のみやまコンセールでのパスカル・ロジェ、ピアノリサイタル。今年5月に長女一家が帰省したときに、わがチームきよらの又吉秀和君が司会をするファミリーコンサートがみやまコンセールであって、それを聴きにみんなで出かけました。長女の親友のゆきちゃんファミリーも一緒に。そのときに抽選会があって、その特賞がわたしにあたったのです。で、その特賞がパスカル・ロジェ、ピアノリサイタルへの招待券ふたり分でした。

 もちろん、ユタカ君と一緒に行ってきましたよ。パスカル・ロジェさんのピアノ、素晴らしかった。音が繊細で、美しく、ドビッシー、ラヴェル、ショパン、フォーレを弾いてくださいました。

 ああ、こんな風に自分の世界を創り出していいんだな、わたしもわたしの世界を創造しないとね。自分を全部肯定しないとね、と思いながら、ピアノの音に浸っていました。

 人をしあわせにする音色、人をしあわせにすることば。わたしがわたしであることのすべてを許す。すべてを愛する。

 鹿児島国際大学の村瀬先生ご夫妻、久保先生ご夫妻ともご一緒して、素敵な時間。村瀬先生に「このチケット、抽選で当たったのですよ」と申し上げたら、「当たりそうなみたけさんですものね」と言っていただきました。嬉しい一言です。ご褒美のおことばでした。ありがとうございます。

 きりしま月の舟を運営するにあたって、いま、いろんなことを考えておりますが、そこで最も優先するのは、愛と表現力、ということかな。

 愛は、ユタカ君との関係。仕事を手伝ってくださる方々、きりしま月の舟を創りあげてくださる方々との関係を、いちばんのわたしの表現として、提供したい。文学の先生方、芸術家の皆様、デザイナー、大工さん、ご近所の皆様、受講生の皆様との関係がわたしの表現活動の一環としてあります。

 わたしそのものが商品である。愛という名の。みたけきみこの売りは愛であり、文学の知識であり、人と人を結びつける能力であり、直観力であり、行動力であり、企画力。思いつくんですよね。次々と。それが能力かどうかはわかりませんけど、きりしま月の舟は、みたけきみこの愛と機動力で勝負。たぶん、あと30年は大丈夫。根拠のない自信があります(笑)。

 昨夜、霧島の自宅に帰ってきてから、テレビを観ていたら、ラグビーで湧いている画面のチャンネルをぷちっと切り替えたところで、ある料理人の方と音楽グループの方の達人同士の対談というのがありました。

 その料理人の方は、永島さんでしたっけ、素晴らしかった。自衛隊の調理部門で働いていたときに、スイスの料理本に触発されて、そこに修業に行った。そこで学んだものは「自由」。常識にとらわれないで、自由に発想し、自由にやる。そのなかで超美味しい料理ができあがっていくそうなんです。

 その料理人の方がおっしゃった「とことん自由に生きてやる」ということばが、わたしに刺さりました。いいねえ、いいよ。

 わたしとユタカ君は、子育てのなかで「自由」ということばをよりどころにしてきました。わたしたちが生きる上でも自由が合言葉。常識がこうだから、ではなくて、やりたいことをやればいいさ。孫の世話がしたかったら、行けばいいさ。勉強がしたかったら、やればいいさ。月の舟をオープンしたけりゃ、すればいいさ、といつも自由に応援してくれるユタカ君、そしてわたしもまた自由に生きて、周りの人をも自由にしています。

 それでも、とことん自由に生きてやる、というところまでは行ってなかったな。まだ遠慮がありました。でも、このことばを聴いたからには、とことん自由に生きてやる。やりたいことを遠慮しないで生きてやる。

 今日は新月ですものね。新しいスタート。とことん自由に生きてやる。これまでも自由だったけど、これからはもっともっと自由。もっと自分を許してあげないとね。そう、ここなんですよね。まだまだあんたダメ、とダメ出しばかりしているわたし。もっと褒めてあげましょう。

 みたけきみこの企画、それでいいじゃないのさ。誰にも思いつかないことをわたしって思いつくみたい。でもそれがいいのか悪いのかがわからない。それでも自分を信じてやっていくのさ。自分を信じる。愛をもっと自分に注いであげる。

 さ、明日というか、もう今日なんですけど(夜中の12時を過ぎてしまいました)、午前10時から伊作で百人一首の講義です。楽しいわ。百人一首。今はかるたが中心ですけど、この百首の歌をひもとくことがわたしにとって最高のしあわせ。そのお話をしてきます。

 では、今日も元気に最高にしあわせに生きていきましょう。
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2019年09月24日

自分を生きるレッスンその576 Just ask!

 9月22日、台風の中を奇跡的に飛行機が飛び、東京2日間、そして昨夜、京都に到着。

 22日は、9時15分発の羽田行きに搭乗予定で、9時05分発の伊丹行きが欠航となったので、あちゃーーー、と思っておりましたが、いつもの行いが良いのか、ユタカ君が晴れ男だからか、ユタカ君の孫会いたさの念が強いのか、30分遅れで無事出発。東京は大快晴。

 娘たちとのランチには、一時間遅れでしたが、孫たちも歓んでくれて、楽しく食事ができました。三女のアレンジで、ホテル・ニュー・オータニを予約し、そこのレストランで食事をしました。長女の家族と三女のみんなで7人。長女命名の「ママの自転車操業」資金で、みんなでたっぷりと美味しく頂きました。

 孫たちへのお土産に、中原中也記念館グッズのハンドタオルを持参したら、ショウリ君曰く「うわあ、嬉しいな、これ、欲しかったんだ」。

 みんなで大感動。凄いなあ、大人顔負けの社交ぶり。わたしの母に教えてあげたいものです。母はいつだってプレゼントを歓ばず「持って帰んなさい」と言いますからね。その後、ショウリ君、そのハンドタオルをホテルに忘れて帰りましたけどね(笑)弟のカナト君もまた、タオルを頭にかぶったりしておりましたが、これまたホテルにお忘れ(笑)。

 存在するだけで、かわいいわが孫。この子たちの未来が明るいものでありますように、ババアは頑張るよ。

 今回の東京ツアーの目的は、VOICE SPACEコンサート「アラベスクの飾り文字」参加。午後3時から豊洲シビックホール。ホテルニューオータニから有楽町線で一本なのに、その有楽町線に辿り着くのが遠い、遠い。で、5分ほど遅れて到着。時間に厳しいユタカ君、ご機嫌ナナメ。わたしが孫たちと離れがたく、歩くのも遅かったからね。

 それにしても、天才集団、VOICE SPACE。おひとりおひとりが凄いです。鹿児島公演は4人でしたが、今回はフルヴァージョン。お琴、鼓、ギター、パーカッション、テノール、ヴォーカルが加わります。

 作曲、ピアノの中村裕美さんの天才ぶりが光ります。小林沙羅さんの楽しそうな表情、色っぽさ、大ソプラノ歌手の初心に還って学ぼうとする誠実さ、ほんと、沙羅さん、凄いなあ。そして、おひとりおひとりが凄いんですわ。

 音楽と詩の融合。詩のことばの美しいこと!佐々木幹郎先生のことばが、音楽の鏡の上を走ります。音であり、声であることば。VOICEさんの音楽を聴くたびに、ああ、ことばを大切にしなきゃ、と思います。

 芸大出身の天才同士がバキバキやっているので、ゲストの小室等さんとこむろゆいさん親子の安定したハーモニーにとっても癒されました。小室さんはきっと50年近くステージをこなしておられるのでしょうね。その年月が素晴らしい。

 実は、小室等さん、ゆいさん親子は、わたしのテニススクールコーチ時代の生徒さん。ゆいさんが小学4年生のころですわ。おませな女の子で、わたしがスクールを辞めて、鹿児島に帰るときに、プレゼントをくれたり、「おねえちゃんがいなくなるの、いやだ」とぐすんと泣いてくれたりしました。

 小室さんの奥様がとってもテニスがお上手で、22日も会場にいらして、ひとしきり思い出話に花が咲きました。懐かしく、嬉しかったです。

 その日の夜は、ユタカ君と四谷界隈で飲みました。ふたりで居酒屋とバーと2件はしご。そして実は、ホテルニューオータニは、わたしたち夫婦が新婚旅行で泊まったホテル。ユタカ君の会社の社長さんが会員さんで、割引券を頂いたそうな。運動会ができそうなスイートルームでしたわ。32年前です。

 23日朝は、三女がホテルまで来てくれて、一緒に朝食。40階のレストランで、ゆっくりと朝食ヴァイキングを頂きます。ゆっくりと時間が流れて、ありがたい限り。高級ホテルの朝食は最高や。

 そして新宿からロマンスカーに乗って、秦野まで。ロマンスカーは、ユタカ君の2番目のお兄様が予約してくださいました。感謝、感謝です。陽が当たらず、窓に壁のない席を選んでくださって、さらに感謝。33年も秘書をされただけあって、気配りの天才です。

 ユタカ君の実家に着いて、義父のお墓参りをして、ユタカ君のお兄さん、お姉さん夫婦と会食。三女も来てくれました。話が弾んで、こうして楽しく会話ができることをまた感謝。よく嫁姑とか、小姑問題とか世間にはありますが、わたしに関しては、一切ないですね。ありがたいなあ、と思います。まったく、出来の悪い、自分のことしかしていない嫁なんですけどね。ユタカ君のごきょうだいの皆さまは、ほんと、素敵すぎます。

 結局、自分の旦那を大事にしていれば、それでいいんじゃないでしょうか。ふつつかな嫁はそう考えます。もっと言えば、自分をないがしろにしない、そう決心していれば、それでいいんじゃないでしょうか?どんなに良い嫁を演じても、他人様の気に入るようにはできないのですからね。それに良い嫁って、どんな人かもよくわからないし。

 自分を徹底して大事にしていれば、その周りに安定感が生まれます。わたしは自分を大事にしているので、ユタカ君や娘たちや孫たちや周りの人を大事にできると確信しています。

 この一瞬を最高の歓びで埋め尽くす。そう思って生きています。不幸をまき散らさない。幸福を拡散する、そんな気持ちで生きています。絶対に自分を泣かさない。

 昨夜、京都に着きました。次女の家族と合流して、お寿司ざんまい。これまた「ママの自転車操業資金」からの出費です。稼いでは遣い、遣っては稼ぐみたけきみこの自転車操業。自分の洋服、着物、美容関連への出費も半端ないですけど、孫資金も半端なく出ていきますね。それでいいんです。また稼ぎますからね。仕事をする原動力でもありますからね。

 娘たちにもそうでしたが、「お金がないから、〇〇ができない」というパターンは、絶対に嫌で、〇〇するために、お金をかき集めてきた30年。いつも何とかなってきました。不思議なくらいに。

 最近は、ヴァージョンをアップして、高級ホテルに泊まったり、さらに出費を制限しないことを心掛けています。それでもまた、何とかなるのです。不思議なことに。もちろん、周りの応援があってこそです。わたしの場合、どん底になったときに、ヘルプ信号を送るのが上手かも。甘え上手というかね。

 Just ask!

 かつて本で読んだ「成功のためのたったひとつの法則」としてある「Just ask」。ただ尋ねなさい。ただ聞いてごらん。ただ頼んでごらん、みたいな感じかな。

 自分で努力して、工夫して、それでどうしてもだめなら、誰かに尋ねてみる。ご協力をお願いします。助けてください、って言う。

 そうやって、ずっと生きてきたかな。特に、ユタカ君にはいつも助けてもらっているし、いつもそばにいてくれるだけでありがたい。わたしも彼を助けるし、一番の応援団長ですしね。娘たちや孫たちに対してもそう。ママ、お願い。あいよ、わかった、というやり取り。ママ、ありがとう。いえいえ、こちらこそ、楽しませてもらったよ、というやり取り。

 それはやはりお互いが自立していることが前提。依存していないことが前提。いつもいつもだと疲れるよね。自主的な応援団であることが望ましい。

 わたしはわたしの世界を深め、道を極める。今回、高級ホテルに泊まってよかったなあ、と思うのは、こうしたところは世界一を目指している、というオーラがいっぱいですからね。おもてなし、笑顔、リラックスを生み出すための緊張感。東京や京都は、そういうものをふんだんにみることができるのが嬉しい。

 何しろ、わたしも世界一を目指していますからね。具体的には鹿児島一を目指していますけど、それが結局は世界一になるわけですから。「きりしま月の舟」、世界一リラックスできて、充実した学びの場にしていきますよ。

 そのために、わたしはわたしにJust ask!きみちゃん、あなたはここで何をしたいの?ここをどうしたいの?どうあったらいいと思う?と自分に尋ね続けます。そうして、答えがちゃんと出てきます。どこかからか、自然に。

 さて、ユタカ君は、先ほど孫のるい君と奈良に行きました。るい君は、運動会で臨時休校だそうです。るい君とユタカ君とふたりだけの奈良。歴史を学んでおいで、とわたしはふたりを送り出しました。娘にお弁当を作り、職場に見送って、れなちゃんを保育園に送って、ブログを書いています。

 さあ、これからお掃除をして、お出かけをして、ひとりでお茶をして、お夕飯を作って、みんなを待ちましょ。

 こういう時間って、大好き。夜はまた勉強三昧。

 ではまた明日。たぶん、毎日ブログ書きます
posted by kimiko at 12:57| Comment(0) | 日記

2019年09月21日

自分を生きるレッスンその575 そして、人が集まる

 空は晴れているのに、風が強い霧島です。本日の月の舟の講座、アガサ・クリスティー「そして、誰もいなくなった」の読書会は延期にします。楽しみにしていらした皆様、ごめんなさい。ひと月ずつずらして開催になります。来月10月21日(土)に延期です。

 昨日、鹿児島市内は、桜島の灰が強風で舞い上がり、目を開けていられないほど。わたしはせっかく美容院に行ったというのに、髪に灰が降りかかり、なんだかごわごわになっちゃった。ま、いいわ。それくらいで、わたしの美貌は損なわれないし(笑)。

 今日みたいな台風接近の日、霧島で待機できるというのは、いいなあ。これから「きりしま月の舟」が稼働するようになったら、こんな不安定な日も一応は開店して、お客様を待ち、受け入れ、困った事態に待機できるというもの。職住接近のありがたさですわ。これまでは、これくらいの風ならば、なんとか鹿児島市内の月の舟まで行っていたわたしたち夫婦。それをしなくていいと思うだけでも、霧島に月の舟を創ってよかったなあ、と思えます。

 「きりしま月の舟」、来年3月にはオープンしますので、皆様どうぞお楽しみに。めちゃめちゃいい感じ。素敵な工夫がいっぱいで、楽しい建物になってきました。そして、いろんな人が集まってきて、その方々がまた気が合いそうな感じで、素敵な空間になりますよ。

 本日の読書会「そして、誰もいなくなった」ではなくて、「そして、人が集まる」感じ。人が集まる場所ってどういうところ、ということについて考えてみたいな。こんな風の日には。

 アガサ・クリステイの原作では、「正しい者」「正しくない者」の区別という思想が人を殺していきましたが、人が集まる空間とは、みんながお互いを認め合って、関心をもって、みつめあうところ。

 集客の極意みたいなことをよくSNSでも発信していますけど、閑散とした空間、たとえば無料の施設でもね、、なんだか人が来ないなあ、という場所は、やはりそこを運営する人が他人をはじいているんじゃないかな。

 他人を尊重しないで、おまえのここがいけないんだよ、と相手の欠点ばかりを責めて、相手をとことん否定する、というような思想は、「そして、誰もいなくなった」の殺人鬼の判事のように、周りの人間を静かに殺している。「正しさ」で人間を判断する限り、人は集まってこない。どんなに実力があっても、どんなにお金があっても。

 そこで働く人が、お互いを信頼し、力を出し合って、優しい気持ちで、お客様をお迎えする。そうしたら、ものすごく高い波動のエネルギーが出て、レストランであれば、世界一美味しい料理を提供する。月の舟であれば、世界一リラックスできてためになる、しかもわくわくする講座、イベント、コンサートを提供する。美味しいスイーツや温かいお茶、おにぎりなんかの軽食とともに。

 その空間を創り出す人の優しく純粋な気持ちが、人を呼び寄せる。人を、全世界を肯定する気持ちが、人を寄せる。

 世界を肯定する、なんて大変そうですが、気の合う人とは近くなり、気の合わない人とは関係が疎遠になります。それって、自然にそうなるので、何も心配ない。わたしはフリーで仕事をしているおかげで、いやな上司と付き合う必要がない、というのが最大の幸福ですが、ときに「あれ?」と思う人と遭遇もしますし、日常的に「困ったさん」と接することも多いです。もしかして、わたしが一番「困ったさん」かもしれないけれど。

 基本、わたしは誰とも仲良くしますし、誰とでも仲良くできます。でもね、それでも自然に「別れ」ということがやってきて、はああ、関係をよくしようと努力したけど、うまくいかなかったなあ、と思えば、関係はそれで終わり。あとはその人の悪口を言わない、愚痴を言わない。それで終わり。

 おかげさまで、わたしの周りは、大好きな、素敵な人ばかり。ありがたいなあ。そして、いろんな方がいらしてはまた、去る人もあり、より親しくなる方もあり。

 要は、他人のことをよく知りもしないでジャッジしないこと、他人の心の部屋にノックもしないで入り込まないように。チクる、という行為が最も人間として最低だと思う。ユタカ君とわたしが仲良くできているのは、親しき中にも礼儀あり、を守っているからじゃないかな。お互いを支配しない、自由を尊重する、お互いを世界一と認める、というのは徹底していますからね。

 さて、おととい、映画「ターシャ・チューダー 静かな水の物語」を観ました。ターシャさん91歳。裸足で自分が丹精した庭を歩いておられるのが印象的でした。富裕な家に生まれたけれど、社交界で生きるよりも、牛を飼ったりする方が大好きで、動物や植物に囲まれた暮らしを選び取られました。

 いろんなご苦労があったと思いますけど、自分が本当にやりたいことをやる、というのは大事だな、と素直に思えました。わたしも91歳で、自分ちの庭を裸足で歩きたい。わたしの母も90歳で元気ですから、遺伝的には大丈夫そう。

 そこで、わたしもこの世で一番好きなのは何かな、とあらためて考えてみました。いつも考えてるけど、あえて書いてみます。

1、勉強する、読書する。
2、授業をする、講演をする。
3、イベントを企画、実行する。
4、ユタカ君とイチャイチャする。
5、晩酌をする。
6、美味しいものを食べる。
7、料理をする。
8、おしゃれをする。
9、孫と遊ぶ。
10、旅をする。
11、音楽を聴く、ピアノを弾く
12、若い芸術家を応援する。うちの娘たちも含めて。
13、身体を思い切り動かす。スポーツをする。今はバレエ。昔はテニス。
14、散歩をする。
15、ぼけーーとしながら、お茶を飲む。
16、お香を焚く。香りのよいものに包まれる。

 本当に、わたしが大好きで、わたしがわたしであることを確立させてくれるのは、勉強と読書。これって、わたしが結婚する頃の価値観としては、タブーに近いものだったので、ターシャさんが社交界ではなくて、牛の世話で生きたように、わたしは良妻賢母の世界ではなくて、読書の世界で生きたわけです。

 さらに、ここで普通だったら、勉強・読書を発展させて、大学の先生になるという道があったでしょうが、わたしはその道も行かずに、自分で好きなように働く場所を確立していきました。論文を書くのが嫌いだったのと、子どもが次々に生まれたし、教えるのが好きだったので、公民館講座、短大非常勤講師を続けて、今があります。そして最後の最高の場所が「きりしま月の舟」。

 良妻賢母の鑑である母の言うことも聴かず、自分の好きなことだけをやってきて、本当に良かった。もちろん、周囲の愛があってこそで、わたしも努力したけど、何よりも運がよかった。素敵な夫、仕事仲間、会員さん、娘たち、孫たちに囲まれて、しあわせ。16番までの全部は、いま実際にやれていることで、やりたいけどやれていない、ってことはないなあ。

 さらに、この大好きな勉強と読書で、稼がせていただいている、というのがまたありがたい。これからさらに稼いで、大好きなことを仕事にして稼ぐ、最高のモデルになりますよ。あ、そうそう、ブログを書くことも大好きなんだ。リストにあげるのを忘れてました。

 明日は、東京へ行く予定。台風も何とかなるでしょ。VOICESPACEさんのコンサートに行きたいし、孫たちに会いたいし、娘がアレンジしてくれた高級ホテルにも泊まりたいし。京都の孫たちのお世話もしたいし。

 さ、これからパッキングして、お掃除。お昼ご飯は、天ぷら蕎麦かな。わたしの人生、最高!ブラボー!みんな、ありがとう。感謝してます。

 皆さま、台風の風にお気をつけて。先ほど、会員さんから梨のタルトを焼いたからお届けしたいのだけれど、とお電話がありましたが、今日は鹿児島市内には出かけられないので、と残念ながら、梨のタルトを食べられず(泣)。その優しい会員さんは、84歳ですから、この風では危ないですしね。外出は控えてくださいね。お気持ちだけいただきます。

 風が強くて、車のドアに挟まれそうになりますからね。本当にお気をつけて。
posted by kimiko at 10:35| Comment(0) | 日記