2018年07月31日

自分を生きるレッスンその407 尊敬と信頼

 今日は、7月最終日。感慨深いものがあります。一日一日がとても愛おしい。27日から連続のオフで、いま霧島でゆっくりしています。台風一過、ときどき気まぐれ台風の余波で小雨がぱらつくものの、基本的に晴れ。クーラー要らずの朝。霧島の朝は世界一じゃないかな。毎朝、雨でも雪でも雷でも愛おしいですもの。風が爽やかで、生きてて良かった、と思える霧島の朝なのです。

 27日から29日まで東京に行ってきました。ちょうど台風12号が関東直撃ということで、飛行機が飛ぶのかしら、と心配したものの、さすが晴れ男のユタカ君のおかげか、行きも帰りも一分の遅れもなく定刻運行、定刻着(行きは5分早めに着いた!)。予定のミッションは全部クリアして、わたしたち夫婦って、どんだけ運が良いのよ、と感激するツアーでした。

 27日、朝一番の飛行機で鹿児島空港を発ち、羽田から新宿まで直行バス、新宿から秦野まで小田急ロマンスカー(義兄が予約してくれました)、お昼頃、秦野の義父のところに到着。7月5日に100歳を迎えた義父へのお祝いを述べます。ユタカ君は焼酎「百歳」を、わたしはかるかんとバースデイカードを7月5日に送っていたのですが、今回の上京に合わせて、義父にお祝いを言いに伺いました。義姉がわたしのリクエストしたお菓子を準備してくれました。ユタカ君の同級生のお兄さんがご近所でお菓子屋さんをやっておいでで、そこのお菓子がとても美味しいのです。

 義父はとても元気で、2月にお会いした時もそうでしたが、今回もまた「関東軍一頭のいい男」と呼ばれた頃のお話が延々と続きます。ただ、今回はユタカ君のことはもちろん覚えておいででしたが、「きみこです」と言っても、「誰?」という顔をされて、「ユタカの嫁のきみこです」と申し上げると、「ああ、若くなっていたから、わからなかったよ」と冗談をおっしゃいました。

 義父は本当にしっかりしておいでで、ご立派だと心から尊敬します。ユタカ君も義父の素晴らしいところを受け継いでいます。いつも背筋を伸ばしておいでで、ステテコ一枚でゴロンと横になったきり、立ちあがらない、というシーンなど一度も見たことがありません。ちなみにステテコ一枚、というのはうちの実父の定番の姿です。ステテコ姿の父も大好きですが、きちんとした義父もまた素敵です。

 「関東軍一頭のいい男」時代の話が、一時間ほど続いて、まだまだ続編があり、毎回新しい事実が発見されるのですが、今回、わたしは多少こんがらがりました。ユタカ君と義姉はすんなりわかるようですけど。鹿児島一頭のいい嫁のはずですが、この頃ちょっと脳の回路が詰まっているようです(笑)お元気な100歳に勇気づけられ、施設においでの義母のお見舞いをし、小田原へ移動。義姉、義兄、皆様のおかげで、こんな出来の悪い、全く何もしない嫁を受け入れてくださって、ありがたい限りです。わたしの実家では、あんたは出て行っていいけど、ユタカさんには残ってほしい、と言われています(笑)。

 ちょうど7月27日、一日だけ無料という奇跡の特典にあやかって、小田原文学館へ行きました。秦野から小田急線で20分。ユタカ君が小田原高校出身なので、なつかしい場所なのです。それに、小田原は、彼がプロポーズしてくれた場所でもありますから、わたしたち夫婦にとって、大切な土地です。

 小田原文学館は、旧土佐藩主のお屋敷の洋館を小田原文学館に、日本家屋を北原白秋童謡館にしてあって、実に趣深くて良かった。感激しました。お庭が素敵で、ああ、ここでコンサートをさせてもらえたらなあ、と思いましたよ。小田原ゆかりの文学者は多く、北原白秋も一時期、「みみずくの家」を建てたりして、住んでいます。6月に又吉&麗華コンビとわたしたち夫婦でやった「北原白秋うた散歩」を全国巡演していきたいものです。「赤い鳥」100年に合わせて、パネル展示も充実していました。

 小田原文学館の周りは、高級住宅街。ここにはかつて文士たちが集まり住んでいた地域です。素敵な家並みを拝見しながら、少し歩くと、海岸に出ます。御幸の浜というところがすぐ近くで、実はここでわたしはユタカ君からプロポーズされたのでした。「結婚しよう」とただ一言でしたけどね。プー太郎で、いつもへらへらしているユタカ君でしたから、プロポーズは最初、冗談かと思って、「本気で言っているの?」と聞き返したくらい。やはりにこにこ、へらへらしながら「本気だよ」と言います。で、今に至るわけです(笑)。

 思い出の御幸の浜に行って、台風の接近で風が強い中、しばし肩を並べて海を眺め、記念に小石を拾ってきました。その翌日、台風関連のニュースを観ていたら、その御幸の浜の近くの道路で救急車が波にさらわれ、大破した映像が流れましたが、わたしたちは前日、その近くにいたわけです。窓ガラスが割れた熱海のホテル・ニュー・アカオも、新婚旅行で泊まったホテルで(結婚式の頃、妊娠6か月だったので、海外旅行ができなかったし、そのときはうちの親族10人あまりと一緒の新婚旅行でしたけど)、なんとまあ、わたしたち夫婦に関連のある場所が次々に台風に襲われて、ちょっとびっくり。大きなけがなどがなくて、幸いでした。

 その夜は箱根泊。28日は、箱根一周をする予定でフリーチケットを買っていたのですが、芦ノ湖周遊の海賊船が始発から運行中止ということで、大涌谷までケーブルカーで行ってきました。大涌谷に着くころには、霧が深くなり、風、雨ともに強まってきたので、とにかく早めに新宿に出て、宿泊予定の都心のホテルまで行こう、ということで大移動。ホテルに着いて、すぐ近くに引っ越したばかりの三女に連絡を取って、引っ越し先を訪問。そのまえに美味しいと評判のケーキを買って、ユタカ君と三女と3人で食べました。どんどん美しくたくましく成長していく娘たち。わたしたち夫婦の宝物です。わたしのなかでは、大切なもの順位の一位がユタカ君、その次が娘たちとその家族、その次が「月の舟」。

 夜7時から月の舟チームホーンのメンバーの結婚披露宴でしたので、ホテルで着替えて、大雨のなかを神楽坂のレストランまで行きました。チームホーン結成のきっかけでもある某有名作家さんがプロデュースしてくださった結婚祝い。熱海のホテルに缶詰めでいらしたのに、台風のなかを来てくださいました。そして、畏れ多いことに司会進行、企画までしてくださって、ありがたい限り。昨年、月の舟でやったトークイベントに出演してくださり、それ以来、折に触れて、わたしたちと一緒に過ごしてくださる作家さんにとてもとても感謝です。そのトークイベントのために、読書会を20回以上やりましたし、霧島の我が家で合宿したチームホーン。その中心である古書店つばめ文庫の小村さんの結婚式にもお忍びで出席してくださり、わたしたちもまた熊本や宮崎でトークイベントがあるときには、誘い合って一緒に出掛けたり、と絆を深くしてきました。

 チームホーンのふくちあつし君と前田かなちゃんが結ばれました。かなちゃんのお腹には赤ちゃんが秋の誕生を待っています。素晴らしいなあ。嬉しいなあ。みんな、すごい台風のなかを、ひとりも欠けることなく駆けつけました。すごいな。わたしは、この結ばれたふたりをもっともっと愛していこう、と思いました。わたしが最初のごあいさつをさせていただきました。「SOSを出し合う大切さ」について出しゃばり婆はトークしましたが、あまり長くなってはいけない、と思って、短めに切り上げました。ユタカ君は、愛のこもったいい挨拶だったよ、と褒めてくれましたけどね。でも、もっと大切なことを伝えなかったなあ、という心残りがあるので、ここに認めます。そして、ふくち君とかなちゃんにはお手紙を書きます。

 結婚31年目、産まれて60年を過ぎたわたしのなかで、一番美しい感情は、「尊敬と信頼」。相手を尊敬する気持ち、信頼する気持ち、それを結婚生活の中で学んだことはとても大きかった。人間の成長のかなり高いところまで行けてるかな、と思える感情です。

 学歴が高い、収入が多い、スタイルが良い、などという基準ではなくて、わたしのユタカ君への尊敬は、わたしを深く受け入れてくれ、すべてを許し、すべてを応援してくれるところ。こんなに大きい人はいないなあ、と思えます。彼の強さには敬服します。ありがとう、ユタカ君。

 尊敬と信頼はワンセット。尊敬するからこそ、信頼できる。今朝もユタカ君はオフの日ながら営業に行ってくれました。ふたりで行こうと思いましたけれど、ユタカ君だけで大丈夫。わたしは家の片づけをしたり、こうしてブログなどを書いております。ふたりで仕事をしているので、分け合うところはしっかりと分け合わないとね。先ほど帰ってきて、「なんか、いい感触だった」と言っております。

 たぶん、ユタカ君はわたしの文学的センスの良さ、ひらめきの天才的なところ、何よりも成長するための努力を惜しまないところを深く尊敬し、信頼し、愛してくれているようです。彼がいなければ、わたしは自分の良さに気が付かなかったかもしれません。ありがとう、ユタカ君。

 遅くまで若者たちと和気藹々と飲んで、語り、わたしたちはホテルに戻り、翌日29日は、恩師の後藤祥子先生、親友のゲイ・ローリーさんご夫妻、8月の月の舟イベントにご出演いただく中谷彩一郎先生、そして三女で一緒にランチをしました。2月の「知的生産の技術研究会」の講演会に来てくださった方々にご恩返しのランチ会です。目白で女性ひとりで切り盛りしておられるレストランを予約しました。ネットで探したのですが、なかなか素晴らしいお味で、雰囲気もカジュアルで落ち着いて、大当たりでした。

 後藤祥子先生はまるで美智子皇后さまのような気品。ローリーさんも笑顔が素敵で、美しくて、知的で、優しくて女神みたい。がさつなみたけきみこが憧れる女性たちです。心から、このおふたりを尊敬し、信頼しています。後藤先生が三女を「素敵なお嬢様」と褒めてくださいました。「あなたは、3倍楽しんでいるわね」と3人の娘たちをもつわたしにそうおっしゃいます。教え子を手放しで褒めてくださることの強さ、美しさ。凄いことです。わたしも見習います。

 ローリーさんのパートナー、トムさんの奥深さは、ユタカ君以上。源氏物語研究家としても凄い!中谷先生の勉強の深さを心から尊敬し、今回も須賀敦子についてたくさんの情報を集めてくださっています。ありがたい限り。中谷先生にお願いして本当に良かった。皆様、8月25日、凄いことになりますよ。とっても楽しいトークイベントになりますからね。朗読、イタリア歌曲、それに手作り水ようかんまでついて、トーク良し、歌良し、音良し、味良し、朗読良し。身体全体で味わってください。まずわたし自身がわくわくします。

 ああ、わたしの人生、最高!わたしが大切にするのは、尊敬と信頼の気持ち、わくわくする心、楽しむ心、成長し続けること、学び続けること。須賀敦子さん、向田邦子さん、本当に素敵な女性たちです。この大先輩たちを語るイベントを思いつくわたしって、半端ないわ(笑)。ぜひ、皆様、気軽にお越しくださいませ。

 8月25日(土)午後2時から、鹿児島復活教会にて。一般2千円、当日500円増し。学生(中学生以上)500円。月の舟の宝、小林潤司先生、中谷彩一郎先生、バリトンの又吉秀和さん、ピアノの室屋麗華さん、今回も、ユタカ君の朗読あり。トークの司会はみたけきみこです。ウヒャー。楽しみです。チケットは、山形屋プレイガイドに置いてあります。月の舟にお電話(099−295−3816)くださいましたら、チケットお取り置きします。

 それでは、7月最後の日を豊かにお過ごしくださいますよう。ご一緒にしあわせになりましょう。それが世界平和への第一歩ですからね。
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2018年07月24日

自分を生きるレッスンその406 透明になる

 昨日のみやまコンセールの霧島国際音楽祭ガラコンサートは、期待にたがわず素晴らしいものでした。堤剛さんのチェロと萩原麻未さんのピアノ。このおふたりCDを出されたばかりで、その記念コンサートみたいな感じ。いつものガラコンサートはもっと出演者も多くて華やかですが、今回はおふたりのみの出演。

 堤剛さんの素晴らしさは当然として、今回はじめて演奏をお聴きする萩原麻未さんは、実にビッグな若者ピアニストです。先日のザビエル教会でバッハを弾かれたときに、すでに「おお」と思っていましたが、今回はさらに素晴らしかったです。サイン会のときに「まるでピアノの妖精みたいですね」とお声かけしたら、とてもかわいらしい笑顔で「ええーーー」と恥ずかしがって、のけぞられましたけどね。

 萩原さんのピアノの音は柔らかい。エリソさんもそうですが、一流ピアニストは、鍵盤を叩いたりしない。音が深くて美しい。そして自分のプライベートな要素を消して、ピアノに専念されますね。静かで端正で、力強く、柔らかい。すべての要素を兼ね備えている。ソフトであるってことは、それ自体が母性的で、すべてを許容し、受け入れる大きさがあります。

 ブッフェパーテイのときに、萩原さんにお会いしたので、質問をしてみました。
 「ピアノに向かうときに、気を付けているというか、信念のようなものがありますか?」
 このわたしの質問に対して、5秒ほど考えてから、「透明になることかな」とおっしゃいました。それが妖精みたいな雰囲気と相まって、とても納得のいく言葉でした。そして、いつも音楽のことを考えている、考えることが進歩につながる、とおっしゃいました。

 お若いのにすごいなあ。「透明になる」ってなんて詩的!ピアノの妖精にふさわしいコメントです。

 また堤剛さんにお会いした時に、「若い方とおやりになると、やはりうれしいものですか?」とお聴きしたら、隣りにいらしたスタッフみたいな方がスケベな解釈をされて、「これはまた、単刀直入な・・・」とおっしゃって笑っておいででしたが、堤さんはいつものように微笑を浮かべながら、「人間的、音楽的に素晴らしい方だなあ、と思って共演をお願いして、たまたまお若かった、というわけです」とおっしゃいました。

 おお、ここにも名言が・・・。霧島国際音楽祭の音楽監督でもあり、音楽界の重鎮でもあられる堤さんの若い萩原さんへの紳士的な態度にも心打たれます。心の底から、若い萩原さんの才能を愛しておいでということ、共演する方への心配りの深さ。やはり、超一流は違うなあ。音楽のみならず、とても素敵なものを見せて頂きました。心から感謝いたします。

 本当に、わたしもそうありたい。わたしの文学講座やわたしが企画するイベントを通じて、単に文学の知識が増えるとか、ではなくて、一陣の爽やかな風が吹き抜けるような爽快感を味わっていただきたいなあ。癒され、浄化されていくような雰囲気が満ちている時間であってほしいなあ。生き方そのものが深くなっていくような、という感じかな。遠大な理想だわ(遠い目)。

 エリソさんや萩原さんは、ピアノに向かうとすぐにピアノと一体化して、ピアノとともに彼女たちの身体から音が響くような感じ。萩原さんがおっしゃるように、透明になる感じ。天使や神様がそこにいらして、彼女たちを通して、愛を伝えている感じ。だから、観客も彼女たちが奏でる音に優しく包まれて、とても豊かな気持ちになるのです。

 そこには、感謝と音楽の歓びと自分を包む宇宙へのリスペクトがあります。その場に融け込んでいるかどうか。オーラが大きいかどうか。愛を発信しているかどうか。

 わたし自身、よそ様のところで講演させていただいたり、イベントさせていただくときに、その場の宇宙への心からのリスペクトがあるかどうか。かなりあるつもりだけれど、まだまだかもしれないな。月の舟でトークやイベントをやるときには、すぐにわかります。月の舟という宇宙をリスペクトしてくださっているかどうか。わたしを包む宇宙への信頼とリスペクト。わたし自身の内部の宇宙への信頼とリスペクト。

 今日は月曜日ですのでオフですけれど、午前中に会議がありました。とても大切な会議で、わたし自身、資料をしっかりと読みこんで、意見も述べてきました。情に流されることなく、自分に自信をもって、自分を信頼してこの会議には臨んでいます。その気持ちが、わたしを取り巻く宇宙を信頼し、リスペクトすることだと思っています。もう3期目、その場にわたしが必要なくなるまで、お仕事させていただくつもりです。

 月の舟以外で、お仕事をさせていただくことも多いので、その場に対するリスペクトというのは大事だな、と思います。先日鴨池公民館で「西郷どんと3人の妻たち」の講演をさせていただいたあと、すぐお隣の鹿児島市勤労女性センターに立ち寄って、9月から始まる「西郷どん早わかり講座」のご挨拶をさせていただいたのですが、事務局の方々が、「わー、みたけ先生」と笑顔で迎えてくださったのは、本当に嬉しかったですね。小浜センター長の雰囲気創りの妙と言いますか、何だか感激して、さあ、9月から頑張るぞ、と思えました。

 月の舟の宝、又吉先生や麗華先生やチームきよらのメンバー、チーム月の舟の先生方とは、いつもツーカーでたましいが通じ合う感じ。月の舟という宇宙を信頼してリスペクトしてくださっているのが手に取るようにわかります。堤先生がおっしゃるように、芸術的にあるいは学問的に尊敬する人がたまたま年下だった、という感じでしょうか。善き仕事仲間に恵まれて、ありがたいことです。

 ユタカ君とは特に、同じ月の舟、家庭という宇宙を共有し、信頼し、リスペクトしています。それは、お互いが執着することなく、依存することなく、ひとりでも生きていけるという自分への信頼がある、ということも大きいでしょう。

 今日の午後は、ユタカ君と鹿児島中央駅で待ち合わせをして、母のところへお弁当を持って行きました。わたしが来るからと、暑い中をアイスを買いに出かけたりして、全くわたしのことを幼稚園生くらいに思っているみたい。でも、わたしの今年の誕生日は、霧島で一緒にご飯を食べて、温泉に行こう、と誘ったら、歓んでくれました。そして、帰りに行きつけの「カドヤ」でワインを買い、姶良のお肉屋さん「かんだ」に寄って、いろいろ買い込んで、霧島の自宅に帰ってから、オックステイルシチュー、麻婆豆腐、ゴーヤの梅酢漬けだの、いろいろ作りました。ああ、お料理、大好き。

 昨日のパーテイのお料理は、今年も美味しくて、堪能しました。今年はちょっと人数が少なかったかな。お料理がいっぱい残っていたので、ああ、タッパーを持って来ればよかったなあ、と思ったほど。ユタカ君から「そういうはしたない発想はやめなさい」と言われますけどね(笑)

 昨日のガラコンサートでは、知人、友人にもいっぱいお会いして、なかなか楽しかった。とくに、故吉井和子先生の夫君がおいでで、ちょうど一年前に吉井先生がお亡くなりになって、わたしはお葬式にも出席したのでした。

 夫様が「みたけさんですよね。家内が死んだあとに、あなたがブログに家内のことを書いてくださっていて、それをわたしに届けてくれた人がありましてね。ありがとうございました」と言ってくださいました。

 親しい方が亡くなったときには、追悼文をこのブログにしたためていますが、それをご覧になったとは、感無量です。やはりこのブログは丁寧に書き続けなければいけないと思ったことでした。

 そして、ブッフェパーテイに和菓子教室のお店が出店していて、大福のおいしいこと!昔ながらの水ようかんを探している、と言ったら、即、水ようかんを出してくださって、それもまたデコラチィブで素敵な水ようかん。そこで早速、8月25日の月の舟7周年記念パフォーマンス・レクチャーで出すお菓子として注文!やったーーーー。わたしの営業能力は凄いわ(自画自賛)即決です。そして名刺を出したら、「みたけさんのこと、存じ上げています」と言ってくださいました。「え?わたしってそんなに有名?」なんてね。和菓子店のとなりでお抹茶を出しておられた和服の方も、「みたけさんですよね」とお声かけくださって、とても嬉しかったです。その和服の方は、3年前にやった宝山ホールでの源氏物語イベントにご参加くださったそう。ああ、いろいろやってきて良かったなあ。しあわせな気持ちでした。

 かねがねお会いしたいと思っていた小林鹿児島県副知事ともパーテイ会場でお会いできて、お話しもできて、感無量でした。「応援してくださいね」とお願いしたら、「わかりました」と答えてくださいましたよ。

 ああ、人生、楽しいなあ。楽しいことをいっぱいやらなくっちゃね。どんどん前進しますよ。わたしは、萩原さんと違って、透明にはなりたくない(笑)。いつまでも明るく元気に生きていきます。ここに、みたけきみこあり、ってね。年ごとに若返って、死ぬ頃には30歳くらいになっている予定(笑)。

 みなさまも暑さに負けず、ではなくて、しっかりと負けて、暑い時は外に出ない、などの努力?をして、きちんとこの宇宙と調和しましょうね。では、おやすみなさい。明日も月の舟。午前は「お能クラス」です。ユタカ君とふたりでいつでもお待ちしておりますので、ふらっとお立ち寄りくださいませね。
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2018年07月22日

自分を生きるレッスンその405 リラックスして楽しむ

 霧島の朝、午前8時。最高の時間を過ごしています。今日は曇り。晴れた日は我が家にさんさんと陽が差し込み、さあ、一日が始まるよ、と宇宙全体が教えてくれます。今日のような曇りの日は、窓からの風が全身に爽やかな衣裳を着せてくれるようです。鳥の鳴き声はもう霧島生活の一部になりました。まだ鳥の名前がわからずに、お友達になれないのですが、庭の植物たちとはお話ができています。とくに、霧島の湿気で弱ってしまったりんごの木には枝をなでたり、声をかけたりしています。

 霧島に引っ越してからこの5年間、毎日霧島に恋している状態。朝はさわやかで、夜は満天の星に癒されます。鹿児島市内にマンションを持ち、週末だけ霧島で過ごすという選択もありましたが、霧島を自宅にして大正解。交通費がかかりすぎるのと、台風や大雨のとき列車がすぐに止まってしまうのが難点ですが、ユタカ君が大雨でも大風でも上手に車を運転してくれますので、全く問題なし。それに、鹿児島市内での文学講座はずっと続ける予定ですから、霧島と鹿児島市内を拠点として、日本全国、いえ世界中を旅しながら、この肉体が朽ち果てるまで、いまの仕事を続けていきます。

 ここのところ、とても爽やかに勉強ができています。よく読書の秋、と言いますけれど、わたしにとっては、夏こそ、冷房の効いた室内で勉強すると、捗る、はかどる!このあいだのオフの日も二日間で4冊読破しましたしね。源氏物語、平家物語、百人一首の予習、テキスト作り、石牟礼道子、須賀敦子をじっくりと読み続けています。

 先日たまたま鹿児島市のジュンク堂6階の精神世界の棚を眺めていたら、秋山眞人さん、布施泰和さんの共著「あなたの自宅をパワースポットにする方法」が光り輝いて見えたので、購入して読んでみたら、いやはやすごい本でした。わたしの直感力は半端ないわ、と自信がもてるような本でした。それで「楽しめば楽しむほどお金を引き寄せる」「意味ある偶然」の2冊を買い足し、ただいま読んでいるところ。

 ここ2,3年、オフの日の朝の起き抜けにいろんなアイデアが湧いてきて、それを実行していく仕事スタイルを続けていますが、それが間違いではないことがこれらの本でわかりました。ジュンク堂6階で出会ったソニア・ショケットさんに次ぐヒット本です。

 「リラクックスして楽しむ」ことが何より大事。第6感を大事にして磨いていくこと。そういうことを教えてくれて、わたしの直感力を大きく引き出してくれる本です。とくに今回はわたしに自信をもたせてくれました。これでいいんだ、と。昨夜もこの本たちをもう一度読み返しながら、「本物志向」で行こう、と決心しました。他人様から「贅沢だ」とか「わがままだ」とか言われても平気、平気。「そうですね」と言って、わが道を行く。

 何もプール付きの豪邸に住もうとか、ヘリコプターを所持しようとか、楽して生きていこう、とかそんな贅沢はつゆ夢見ておらず、死ぬまで真面目に働き、質の良いものを持ち、楽しく料理して、最高のお料理を食べて、お香を焚き、クラッシック音楽をかけて、ストレッチをしたりして、ゆったりと過ごす。家族を大切にする。月の舟を大切にする。わたしの買う洋服などもせいぜい5万円以下、霧島の自宅だって、鹿児島市内のマンションの半値以下で建てましたよ。わたしの贅沢は、まだまだちょろい。だから、いっぱい働いて、がんがん稼ぎますよ。

 おかげさまで、たくさんの方から、いろんなものを頂きます。お野菜、ワイン、月の舟への寄付、本当に嬉しいです。頂いたお野菜を料理して、若者たちに食べてもらったり、自分たちも堪能して、たまに美味しいレストランに行く。そこをまたみんなに宣伝して、多勢で行く。食べること、読書すること、いい人とつきあうこと、美味しいお酒を飲むこと、ユタカ君と仲良くすること、それは絶対にはずさない贅沢をこれからも続けていきます。「お金がない」と自分を抑圧することなく、自分のやりたいことをやりたいように自由に突き進んでいきます。

 7月末の東京旅行も楽しみです。100歳を迎えた義父へのご挨拶、ユタカ君がプロポーズしてくれた小田原、箱根への旅、若い友人の結婚式、恩師、親友、三女とのランチ、嬉しくて遠足を控えた小学生の気分です。それができることへの感謝が溢れてきます。

 先日、鹿児島市のザビエル教会で、エリソ・ヴィラサラーゼさんのピアノコンサートを聴きました。エリソさんの演奏をお聴きするのは3回目ですが、今回もまた感動して、心が打ち震えました。ショパンのピアノソナタ第3番を聴き終えたときには、涙が出ました。ああ、わたしもこんな風にやわらかく情熱的に人を感動させたいものだ。エリソさんは凄い。心の底から人に美しい音楽を届けてくださいます。何度も聴きたくなる。いつ聴いても新しい。もう70歳を越しておいでのはずなのに、まだまだ進化している感じ。「いつも音楽を愛しなさい」とおっしゃったそうですが、わたしもまた、いつも文学を愛し、芸術を愛します。

 そのピアノコンサートの前夜、なぜか夜中に目が覚めて、午前2時半から読書したり、勉強したりしていたので、コンサートのときは眠くてしょうがなかったのですが、どんなに疲れていても、人間って感動するものなんだなあ。コンサートのあとは、元気が出て、図書館でわたしを待っていてくれたユタカ君に、帰りの車のなかで感動を語り続けるわたしでした。

 わたしもがんばろう。エリソさんのような世界レベルまで、わたしの文学講座の質を高めよう。パフォーマンス・レクチャー、日々の暮らしの質を高めよう。その生活の豊かさ、美しさをたくさんの人に届けよう。そう決心しました。感謝、感動、創造、愛と笑いと癒し、第6感を磨いて、おしゃれして、さあ、行くぞ。

 今日は、午後2時からみやまコンセールで、霧島国際音楽祭のガラコンサートとブッフェパーテイ。ユタカ君とふたりで行ってきます。

 みなさまも素敵な日曜日をお過ごしください。
posted by kimiko at 10:45| Comment(0) | 日記